前走は１５着大敗で、何よりも調教がまともにできない状態のスピカシチー。もう十分やっていただいたし引退でいいでしょと誰もが思うところですが、友駿ホースクラブはここから引っ張ってくれます。もちろん、それは嬉しいことですし引退を基本望むわけではありません。
ただ、スピカシチーは関しては、調教がまともにできず危険な状態ですので、怪我人が出る前にもう見切りをつけて貰ってもとは思います。
前走後、放牧に出されていたスピカシチーですが、もはや私の更新するだけのモチベーションがないことと、他が忙しかったことから２９戦特集の立ち上げも更新も随分と遅くなってしまいました。遅くなったので、いつ頃放牧されていつ戻って来たのかは記録しておらずわかりませんm(_ _)m。キャロットクラブなら引退馬でも後日近況報告が閲覧できるんですけどね。
そんなこんなで、続戦確定で放牧に出されて戻ってきました。
| 馬名 | 予定騎手 | 前走 | 着 | 人 | 過去着順 | 追い切り | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 中 | イオラニ | ||||||||||
| 中 | コウセイマユヒメ | ||||||||||
| 中 | ジョウノムサシ | ||||||||||
| 中 | スピカシチー | ||||||||||
| 中 | マイネルクレイズ | ||||||||||
| 中 | マイネルピクトル | ||||||||||
| 地 | ダイワマックワン | ||||||||||
| 地 | サングブルー | ||||||||||
| 地 | レディアントデイズ | ||||||||||
| 地 | ショウナンパレット | ||||||||||
| 地 | モエレベローチェ | ||||||||||
| 地 | テンショウリバイヴ | ||||||||||
| 地 | クールザビート | ||||||||||
| 地 | コアレスランナー | ||||||||||
| 補 | マイネルシャルフ | ||||||||||
| 補 | アグネスドリーム | ||||||||||
盛岡の交流戦に投票し、無事に選出されました。
前走前 ８月１５日 美浦北Ｃ 稍重馬場 ゲートなり
ゲート
原田和真
１４．５
１５．７
１６．０
１０月１７日 美浦北Ｃ 良馬場 ゲートなり
井上敏樹
６Ｆ ８１．３
５Ｆ ６７．６
４Ｆ ５４．４
３Ｆ ４１．５
１Ｆ １４．３［５］
１０月１７日、珍しくマシな追い切り時計を計時しました。それでもハロン１４秒程度ですけどね。きちんと時計として出ているだけ状態はいいかも知れませんね。
私ほっさんの追い切り評価は「Ｂ－」です。いつもより少しだけ評価を上げたいと思います。・・・と言っても、普通の馬に比べたら全然ダメですが。
| 2014年10月20日（月） 盛 岡 第９競走 芝 1700ｍ（左）14:50発走 天候：曇 馬場：良 |
| ＪＲＡ交流 フレンドリーカップ シリウス賞Ｂ１ （サラブレッド系 一般 ） |
| 賞金 1着1,000,000円 2着200,000円 3着100,000円 4着70,000円 5着30,000円 |
|
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| レコード 1:43:7 ナターレ 55 吉 原 寛 人 2013/09/29 ＊「セ」 ＝「せん馬」 ＊「計不」＝「計量不能」 ＊「降」＝「降着」 |
今回のスピカシチーの鞍上は盛岡のリーディングトップの村上忍騎手を予定していましたが、負傷により急遽千田洋騎手に乗り替わりになりました。うーーーん、これは大ショックですね。ちなみにスピカシチー史上２４人目の騎手となります。結果的に縁がなかった村上忍騎手も入れたら実に２５人目（笑）。
４年目の騎手で今年ようやくブレイクの兆しを見せておりますが、まだ地方で６６勝といろんな意味で頼りない騎手です。当初予定されていた村上忍騎手とは雲泥の差があります。
２０１４年１１月１４日終了現在、地方通算勝利数は６６。勝率４．６パーセント、連対率１０．９パーセント。騎乗馬に恵まれないこともあるが、正直寂しい数字である。我がほっさん評価も最低ランクの「Ｅ」と全く期待出来ない。
昨年（２０１３年）は年間１６勝、勝率４．０パーセント、連対率１１．４パーセントと低い数字だったが、本年（２０１４年）はここまで３９勝、勝率７．１パーセント、連対率１４．６パーセントと飛躍の年となった。
千田 洋（ちだ ひろし）は１９９０年３月６日生まれ。地方競馬の大井・佐々木忠昭厩舎所属の４年目の騎手である。
２０１０年４月２０日デビュー。同年６月３日初勝利を挙げた。大井の所属だが、武者修行の為に２０１３年から盛岡競馬へ積極的に遠征を行っている。
ほっさん愛馬への騎乗は初めて。
スピカシチー（１５着）
「力のいる馬場で終いの伸びがありませんでしたが、それよりコーナーの少ないコースだったので、持ち味を出すことができなかったようです。レース後、特に異常はありませんが今週一杯は様子をみたいと思います」（中野栄治調教師・友駿ホースクラブ公式ＨＰ）
「気難しいと聞いていましたが、返し馬は素直に出来ました。道中は問題ありませんでしたが、少し距離が長いように感じました。」（原田和真騎手・友駿ホースクラブ公式ＨＰ）」
今回は追い切りも一応時計を計時できましたし、前回５着と良い脚を見せてくれた盛岡ですから中央場所よりも少し期待しております。ここでさっぱりならあっさり引退でなんの悔いもないですね。
スピカシチーの馬体重は前走マイナス１０キロの４３４キロ。これは細すぎます。時間があったのに、何とも下手な調整です。
スピカシチーのスタートはやや出負け程度ですが、二の脚がさっぱりつかずにいきなり最後方。結局９番手で競馬を進めますが、頭は高く口を割っていてもう苦しそうです。向正面ではもう騎手が押っつけていて手応えがなくなっています。
そのまま全く勝ち負けに絡めず１０着で入線。それにしても酷い調整でした。北海道での鞍ズレといい戦う前から負けてますねぇ。
| 2014年10月20日 （月） 盛 岡第９競走 芝 1700ｍ （左） 天候：曇 馬場：良 |
ＪＲＡ交流 フレンドリーカップ
（サラブレッド系 一般 ）
| 賞金 1着 1,000,000円 | 2着 200,000円 | 3着 100,000円 | 4着 70,000円 | 5着 30,000円 |
|
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| 上り 4F 49.8 3F 37.7 |
| コーナー通過順 １コーナー 8,5,9,10,12,6,3,11,7,4,2,1 ２コーナー 8,5,10,9,12,6,3,11,7,4,1,2 ３コーナー 8,5,10,9,12,6,3,11,4,7,(1,2) ４コーナー (8,5),(9,10),12,11,6,3,4,7,2,1 |
スピカシチー（１０着）
「帰厩の時は450キロありましたが、今回は10キロ減となってしまいました。その影響もあったのかと思いますが、不本意な結果となってしまいました。一旦放牧に出して様子を見たいと思います」（中野栄治調教師・友駿ホースクラブ公式ＨＰ）
同じく地方交流戦で１０着だった愛馬ラフェドフルールが３５．２万円（中央未勝利クラス）でしたから、同程度だと仮定して１口辺り６３０円程度の配当になると思われます。
もう無理っしょ。
以下は１０月２７日に定期更新されたクラブ公式ＨＰスピカシチーの近況報告です。
前走後、オークヒルファーム内の石橋ステーブルで調整していましたが、レースの疲れが残っており、関係者と協議した結果退厩することになりました。場長は「入場後、経過を見ていましたが、背腰の疲労があり、特に腰の疲れが著しいようです」と話しています。また中野師は「前走の交流戦は、いい状態に仕上げて臨みましたが結果を出すことができませんでした。体のほうも細化してしまい立て直しに時間もかかってしまうことから誠に残念ですが在厩を諦めたいと思います」と伝えてきました。このような結果となってしまい申し訳ありませんでした。所有会員さまには、お知らせをお送りしますのでしばらくお待ちください。
ということで、多くの方から「まだ続戦するのかよぅ」と思われていた我らが愛馬スピカシチーですが、無事引退することが発表になりました。全２９戦、本当にお疲れ様でした。
マリアンヌシチーの代替馬で打診されたアリエルシチーを無理に変更して貰って手に入れたスピカシチー。結局アリエル同様交流戦の１勝のみでしたが、無料でいただける代替馬としては１つ勝ってくれて申し分ない働きでした。もちろん、交流戦で１つ勝っただけの馬が５歳の秋まで走っているのですから大赤字ですが(^_^;)。
その勝った交流戦も脚色劣勢ながらハナ差辛勝と本当にここしかない唯一の勝ち上がりのチャンスを生かした幸運馬で、どう考えても能力的には未勝利クラスでも通用しません。今の２歳未勝利クラスで走っても掲示板にも載れないでしょう。
しかし、芝もダートも気よりも交流戦もいろいろと試され、もう十分満足です。
気性が悪くろくに調教もできないですし、これ以上は無理ですよね。
この馬は友駿ホースクラブでなければあと２年は早く見切られていた馬だと思います。こういう馬を５歳の秋まで走らせてくれるのはこのクラブの良いところですね。所属馬が少ないですから、クラブ入厩枠の９０頭が一杯になることもありませんし。
ふと思ったのですが、キャロットクラブなどで超良血ながらも成績がパッとせず、クラブ入厩総枠の規制の為に後回しになってしまう馬（例えばハルシュタットとか）はこういう馬房の空いているところに上手い形で移籍できないものですかね。当然、馬主間の提携が必要と思いますが。
まぁ、無理なんでしょうね。
そんなこんなで、いつも書いていますが、このスピカシチーは交流戦を勝ち上がってくれたあの時の感動だけでお腹一杯のお馬さんです。あのレースはたまたま私は休日で家で中継を見ていましたから余計に感動は大きかったですね。写真判定の長かったこと（笑）。今でも素晴らしい良い思い出です。
友駿ホースクラブとしていただく最後の代替馬（代替補償制度の廃止により）ですが、大変思い出深い可愛いお馬さんでした。また、全２９戦とたくさん走ってくれた孝行馬です。その中で２５人もの騎手が起用されていて、本当にいろんな騎手と巡り遭いました。たくさんの思い出を有り難う。スピカシチー、お疲れ様でした。
２０１４年 ８月１７日 第２８戦 ５００万下 新潟芝１８００ｍ （１５着／１７番人気）
２０１４年 ６月１５日 第２７戦 遊楽部特別 ５００万下 函館芝１８００ｍ （１３着／１３番人気）
２０１４年 ６月 ２日 第２６戦 ＪＲＡ指定交流 フレンドリーカップカシオペア賞 Ｂ１級（中央５００万クラス） 盛岡芝１７００ｍ （５着／９番人気）
２０１４年 ５月 １日 第２５戦 ＪＲＡ指定交流 マルチスター特別Ｂ２Ｂ３ 中央５００万下クラス ダート１４００ｍ （９着／１０番人気）
２０１４年 ３月２９日 第２４戦 ５００万下 中京ダ１８００ｍ （７着／９番人気）
２０１４年 ３月２１日 第２３戦 ５００万下 中京ダ１８００ｍ （１０着／１１番人気）
２０１４年 ３月 ５日 第２２戦 ＪＲＡ指定交流 名古屋ＣＣジュノ賞 中央５００万下クラス ダート１９００ｍ （７着／３番人気）
２０１４年 １月３０日 第２１戦 ＪＲＡ指定交流 ガーネットスター賞Ｂ２Ｂ３ 中央５００万下クラス ダート１６００ｍ （１０着／８番人気）
２０１３年１２月 ７日 第２０戦 ５００万下 中京ダ１８００ｍ （６着／９番人気） 写真多数付現地観戦レポート
２０１３年１１月１０日 第１９戦 ５００万下 福島ダ１７００ｍ （５着／８番人気）
２０１３年１０月２０日 第１８戦 粟島特別 ５００万下 新潟芝１８００ｍ （１０着／１７番人気）
２０１３年 ８月２５日 第１７戦 鳥栖特別 ５００万下 小倉芝２０００ｍ （７着／１２番人気）
２０１３年 ７月１４日 第１６戦 南相馬特別 ５００万下 福島芝２０００ｍ （７着／８番人気）
２０１３年 ６月１８日 第１５戦 ＪＲＡ指定交流 ファンシーサドル特別 中央５００万クラス 船橋ダ１８００ｍ （４着／４番人気）
２０１３年 ５月１１日 第１４戦 ５００万下 新潟ダ１８００ｍ （６着／１１番人気）
２０１３年 ４月１３日 第１３戦 ５００万下 中山ダ１８００ｍ 牝馬限定 （７着／４番人気）
２０１３年 ２月２３日 第１２戦 ５００万下 阪神ダ１８００ｍ 牝馬限定 （６着／１０番人気）
２０１２年１２月１２日 第１１戦 ＪＲＡ指定交流 初雪特別 中央５００万クラス 笠松ダ１８００ｍ （３着／３番人気）
２０１２年１０月２７日 第１０戦 ５００万下 新潟ダ１８００ｍ （８着／１２番人気）
２０１２年 ９月１７日 第９戦 ５００万下 阪神芝１８００ｍ （１２着／１６番人気）
２０１２年 ３月 ３日 第８戦 第１９回 チューリップ賞 ＧⅢ 阪神芝１６００ｍ （１１着／１４番人気） パドック写真等多数付き 現地観戦レポート
２０１２年 ２月 ７日 第７戦 ＪＲＡ指定交流 パイナップル賞 名古屋ダート１４００ｍ （１着／１番人気）
２０１２年 １月 ５日 第６戦 ３歳未勝利 京都ダ１８００ｍ （６着／１０番人気）
２０１１年１１月１３日 第５戦 ２歳未勝利 京都芝１６００ｍ （６着／１０番人気）
２０１１年１０月１０日 第４戦 ２歳未勝利 東京芝１６００ｍ （８着／１０番人気）
２０１１年 ９月 ３日 第３戦 ２歳未勝利 小倉芝１８００ｍ （１１着／１１番人気）
２０１１年 ８月１４日 第２戦 ２歳未勝利 新潟芝１８００ｍ （１１着／１２番人気）
２０１１年 ７月１０日 デビュー戦 ２歳新馬 京都芝１４００ｍ （７着／１１番人気）